無農薬 無肥料 野菜
農薬はもちろん化学・有機肥料も施さない自然栽培を追求しています。
接ぎ木苗は、その道のプロ種苗メーカーより購入します。
農法の主な特徴と栽培技術
耕起 | 堆肥 | 肥料 | 農薬 | マルチフィルム | |
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慣行栽培 | する | 使用 | 化学肥料 | 合成農薬 | 使用 |
有機栽培 | する | 使用 | 有機質肥料 | 自然農薬 | 使用 |
自然農法 | しない | 不使用 | 不使用 | 不使用 | 不使用 |
自然農 | しない | 不使用 | 不使用 | 不使用 | 不使用 |
自然栽培 | する | 不使用 | 不使用 | 不使用 | 使用 |
”いい有機栽培”と”悪い有機栽培”
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多投与型有機栽培
化学肥料の代替物として畜ふん主体の堆肥を多投与。
病害虫被害が出やすく、無農薬栽培は苦労が多い。
いわゆる”悪い有機栽培”のこと。 -
低投与型有機栽培
植物質主体の堆肥。作物に投与するのではなく、土壌生態系の円滑な動きを目的に投与。害虫が出にくい。
いわゆる”いい有機栽培”のこと。
畑
20年以上使われていない休耕田を、10年かけて粘土質の水田から微生物の住むふかふかの土へ土壌改良してきました。
今や無農薬は当たり前です。有機肥料、オーガニックも悪いものではありません。
広島県呉市に道法正徳さんといわれる“無農薬・無施肥”の自然栽培のパイオニアがおられます。
「野菜が体内で作り出す植物ホルモンの生成量と働きを、最大限にすることで病気や害虫に強く、収量が増え、野菜本来の味になる“垂直仕立て栽培”」にチャレンジしています。
同じ地区の自給自足生活で有名な坂本さんが言われるのに、「売らない農業ほど楽しいものはない。」と。
畑で丹精込めて作った野菜を直売所に出して、売れ残りに寂しい思いをし、ネット通販会社は賞レースのように生産者を煽りたてるようになり、本来の土と語ることを忘れかけていました。
できるだけ機械による耕起を控え、微生物、虫、ミミズなどの生息を壊さないように共存していきます。